AlipayのTourpass機能を使ってみた!
広州にもようやく秋がやって来ました。
30度を下回ると着込み始める熱帯出身のクラスメイトが愛おしい。
先日、ついにAlipay(支付宝)が現地銀行口座や電話番号を持たない短期滞在者向けの決算サービスを開始しました!!!
そのサービス内容は
・国際クレジットカードからチャージすることができる
・QRコードを用いたモバイル決済が可能に
というもので、
旅行者や出張、短期留学等の 講座は持たないが生活をしている人にとってはありがたい内容!!!
新し物好きのため、早速手持ちのJCBクレカからチャージしてみました。
100、500、1000元から選んでチャージすることができ、使わなかった分は数ヶ月で自動的に戻ってくる仕組みです。
わたしは今回500元チャージしてみました。
使うごとに少しずつチャージしてもいいのですが、余裕を持って大目にチャージする事をお勧めします。理由は後述で、、
ちょうど日本から銀行口座を持たない友人が遊びに来たので、Alipayをインストールしてもらい、使える機能と使えない機能について調べることができました!
【結論】
・レストランや商店で決済することが可能
・VISA,JCB等の国際クレジットカードから支払うことが可能
・Tourpassのみでは使えない機能も存在する
以下で詳しく書いていきたいと思います。
①仕組み
Tourpassは結果として国際クレジットカードから支払うことができるのですが、どのような仕組みになっているのでしょうか?
Tourpassプログラムを開設する際、住所や電話番号、パスポート情報等を入力します。
それにより、簡易的な上海銀行のネット上の口座を作ります。
簡易的に開設した上海銀行の口座とクレジットカードを紐付け、その口座にチャージし、
それを支払い方法としてAlipay使用時に選択する流れになっています。
ですので、
クレジットカードから直接チャージするということではなく
簡易的な口座を開設し、実際はそこから決済をすることになっているようです。
しかし何はともあれ、現地の口座を持たない人もAlipayでの決済が可能になったのは喜ばしいことですね。
支払い時に上海銀行のデビットカードから決済する方法を選択することで支払いが可能です。
②Tourpassで可能なこと
多くの機能が可能になりました!
・QRコードを読み取る&表示して読み取ってもらう決済
・淘宝や微店での支払い
こちらは問題なく可能です。
しかし、タオバオ等のネットショッピングのアカウントを開設するには別途実名認証(銀行口座)が必要であったりするので、Tourpassのみを持つ方が使えるのかは定かではありません。
こちらも決済の際に上海銀行を選択することで可能です。
③できないこと
地下鉄やバスにQRコードで乗車する扫码乘车は、実名認証が必要とのことで利用できませんでした。
また、中国で普及するシェアサイクルも実名認証が必要とのことで、
哈啰单车はTourpassのみを持つ外国人の利用ができませんでした。
結局3人分を
哈啰单车、美团、ウィーチャットのやつ(名前を知らない)を駆使して3台利用することに。笑
いかんせん、中国の口座を開設している人は
支払い方法が増えたという認識で問題ないようです。
大人の事情や送金の手間を考えると日本のクレジットカードから支払いたい人にとってはぴったりですね!!!
【注意点】
少し先ほど述べたのですが、
大目にチャージしておく事をお勧めします!!!
なぜかというと、理由は分からないのですが夜間チャージできない状況が発生しました。
サービス時間外だったのか、アクセスが集中していたのかはっきりしませんが、料理を頼んだ後に残高が足りないことに気がついたのですが、チャージが不可能でした。
幸い現金を持っていたため大事には至りませんでしたが、チャージできる時に多目にしておいた方が良さそうです。
最近WeChatも国際クレジットカードの紐付けを可能にする発表がありましたね!
現在はクレジットカードを登録できるものの、そこからのチャージはできない状態になっています。
クレジットカードを追加している状態です。
今はまだ使えないようです。
アリペイは発表から実装までの行動が早かったように思えますが、WeChatの方は少し時間がかかっているようですね。
ちなみにWeChatに登録したJCBクレジットカードですが、
レストラン等での決済には利用できませんが
・シェアサイクル
・地下鉄の券売機
・留学生宿舎の电费の支払い
にはなぜか選択可能でした。
特定の支払い時のみ選択可能になるようです。
元から可能だったのか、最近可能になったのかは私が最近JCBを登録したため分かりません、、、
何か詳しい事を知っている方は是非コメントお願い致します。