中国から帰ったマヨズ

広州留学を終えた女子大生マヨズが中国についてたまに語る

【衝撃】神の食べ物: 肠粉

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先日、夜も深まるPM11時頃、突然私の住む国際寮のシャワーがぶっ壊れ、熱湯しか出なくなった。

 

水しか出ないより正直タチが悪い。

 

体感で52-55度ぐらいのシャワーを浴びる羽目になるわけだが、人間は所詮タンパク質の塊。「変性」という運命を避けては通らない。世間一般ではこの現象を「やけど」と呼ぶそうだが、その話はここでは置いておこう。

 

 

この記事で紹介したいのは

 

肠粉

(北京語: chángfěn,広東語: coeng4 fan2)

 

カタカナを当てるなら

チャンフェン、チョンファン と言ったところだろうか。

 

まぁこれがめちゃくちゃ美味いのである。

 

 

 

 

 

日本に住む友人と久しぶりに長電話をしていた時の話だ。

 

友人「ってかさ〜、マヨズがいつも食べてるあの気持ち悪い食べ物何!?」

 

わたし「えっ、気持ち悪い食べ物?ハトの丸焼きとかってこと?」

 

友人「違うよ、もっとマヨズが朝に毎日食べてるやつ。あの…なんかぐしゃってしてるやつ。何で出来てるのかわかんなくて気持ち悪い。」

 

わたし「もしかして 肠粉 のことを言ってるの?」

 

友人「そうだよ!それ!何で出来てるの!?見た目が気持ち悪いよ。」

 

 

 

 

 

広州のソウルフード、肠粉 が

・見た目が気持ち悪い

・ぐしゃっとしている

・何で出来ているのか分からない

と非難されたのである。実に由々しき事態である。

 

「百聞は一見にしかず」

 

否、当ブログは中国情報ブログ。

中国語を用いて表現したいと思う。

 

百闻不如一见。

 

バイウェンブールーイーチェン。

 

この件は本当に必要だったのだろうか。

しかし、人生に意味などない。

全てが無駄なのだ。

ニーチェあたりもそんなことを言っていた気がする。

 

 

実際の肠粉の写真を見て頂こう。

 

 

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・見た目が気持ち悪い

・ぐしゃっとしている

・何で出来ているのか分からない

 

本当にそう言えるだろうか。

 

残念ながら、そう言えるのだろう。

 

1年前に桂林で生活していた頃、現地の中国人の女の子に「美味しい物がある」と連れて来られたのが肠粉を売る店だった。

 

さぞかし美味しい物が出てくるのだろうと、友人と共に腹を空かせて待っていると例のブツが出された。

 

いや、見た目グロっ!

 

なんやこれ。

 

 

正直な感想である。

 

これが当時食べた肠粉の実物写真である。

 

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【結論】

めちゃくちゃ美味いのである。

びっくりした。

 

柔らかい蒸し春巻きに

エビや牛肉、チャーシューなどの具材が巻き込まれているものに

ごま油と醤油を混ぜたようなめちゃくちゃ美味しいタレをぶっ掛ける。

 

不味いわけがないのだ。

 

実際週3ぐらいで摂取している。

広州に滞在する日本人の中で最も肠粉を食べているヘビーユーザーの1人と言っても過言ではないだろう。

 

と言うほど、肠粉は知名度が低い。

 

飲茶をしに来たような観光客はなかなか知らないが、住んでいる人は口を揃えて美味しいと言う。

 

その肠粉について徹底解説していきたい。

 

・鲜虾肠

エビ入り。

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・牛肉肠

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・银记肠粉店

1番うまい店。広州にならたくさんある。大学の前にもある。いくら課金したのだろうか。


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・亜種

ローリングチャンフェンと勝手に呼んでいる。


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いや、特に解説することなどない。とりあえず食べて欲しい。